カメルーンの元気な子どもたち
カメルーンは「ミニ・アフリカ」と呼ばれるほど、多様なアフリカの自然を一国に凝縮したような変化に富む国だ。
熱帯雨林あり、サバンナあり、砂漠あり、山あり、海あり…。ガタガタ道の長い移動も、素晴らしい景観に目を奪われて、決して苦にはならない。そんな自然の豊かさに比例して、民族構成も実に多様だ。なんと、200以上もの違う言語を持つ民族が混在しているというから、驚きだ。そんなカメルーンで、東西南北、5400kmも走り回り、数多くの友を得た。どこにいっても、最初に仲良くなるのは子どもたちだ。カメルーンの子どもたちの目は、好奇心に満ちてキラキラと輝く。
川で洗濯をする子どもたち、森の水場に水汲みに来た子どもたち、市場で食べ物を売る子どもたち、学校帰りの子どもたち……。
言葉が通じなくても、子どもたちは気にしない。珍しいもの(私たちのことだ)を見かけたら、「おい、もっと近くに見に行こうぜ」とばかりに次から次に近寄ってくる。はじめは少し遠巻きに見ているが、どんどん距離が狭まってきて、そのうち、不思議そうにカメラを覗き込んだり、触ってみたり。話し掛けると、わーっと飛び跳ねてみんなで大笑いする。いつの間にか洗濯物やバケツは放り出され、子どもたちは元気に遊び出す。は元気に遊び出す。今でも目をつぶると、そんなカメルーンの子どもたちのはじける笑顔が次から次に浮かんでは消えて、旅が終わったあとも何度でも楽しめる。きっと今ごろも、彼らは相変わらず大きな声で笑ってず大きな声で笑っていることだろう。